遺産分割協議書とは?

被相続人から遺言書がのこされていたのなら、遺言書に従うのが大鉄則です。
そのためにも、相続の手続において真っ先に行うべきは遺言書の確認になります。
何が何でも必ず見つけ出さなければいけません。
しかし、遺言書を最初から書いていないことも十分に考えられます。
もし本当に遺言書がない場合は、相続人同士で財産を話し合いの元で分配します。

相続人同士で、財産分与について話し合うことを「遺産分割協議」と言います。
遺産分割協議は、相続人全員で行われます。
しかし相続人全員が1箇所に集まるのは、かなり難しいことです。
相続人の中には、現在海外に住居を構えている人もいるでしょう。
病気を抱えて入院をしている方も、いらっしゃるかもしれません。
でも病気を抱えているからとは言え、相続人の権利が失われた訳ではありません。
そこで事情があって協議が参加できない人のために、「不在者財産管理人」「親権者または特別代理人」「成年後見人」などの制度があります。

また、必ず相続人全員が1箇所に集まる必要はありません。
ただし相続人が1人でも欠けたら、遺産分割協議は無効になります。
遺産分割協議を始める前には、誰が相続人に該当するかをハッキリさせる必要があるのです。

遺産分割協議がまとまれば、いよいよ遺産分割協議書の作成へと移ります。
遺産分割協議書の形式には、決まったルールはありません。
縦書きでも横書きでもどちらでもよく、パソコンでの作成や手書きでも問題ありません。
ただし相続人の住所氏名に関してだけでは、手書きで書くようにして下さい。
遺産分割協議書で間違いを訂正する際は、新しく作り直して頂くのが無難でしょう。
また訂正箇所に二重線を引き、訂正印を押して修正するのも手です。
遺産分割協議書で最も重要なポイントとは、誰がどの財産を相続したのかをハッキリと分かりやすく記入することです。
遺産分割協議書は相続の手続を進める上で、非常に重要な書類となるのです。